2016年12月23日の竣工式をもって、愛媛学園の新校舎建築工事は無事完了いたしました。
これまでこのページでは、デザインのコンセプトや建築現場の状況、移転準備の様子などをご紹介していきましたが、実際に完成した校舎の写真等をまじえて、新校舎の紹介ページとして再構成しました。
新校舎のデザイン
新校舎の外観
校舎の外観デザインは、学園のイメージを発信する”学園の顔”ともいえるものです。それだけにデザインの決定には時間を費やしました。特に勝山通りを挟んで立地する愛媛コミュニケーションブライダル専門学校と愛媛学園の直営店”カフェにこら”のある勝山校舎の建物との繋がりを表現したいという思いは、この校舎移転プロジェクトの目標の一つでもありました。「食」と「サービス」の学び舎がより近づくことで、双方の学生たちにとって新しい刺激を生み出すのではないか。学園はそんな見えないシナジー効果を期待しています。設計事務所の担当者は、何度もイメージ図を手直しし、外壁のタイルやガラスのサンプルを取り寄せ、学園とのデザイン会議を重ねて最終デザインを仕上げました。
新校舎の場所
愛媛学園本部と愛媛調理製菓専門学校の新しい住所は、松山市勝山町1丁目1-5。慣れ親しんだ松商前の旭町校舎から南西へ愛媛コミュニケーションブライダル専門学校とカフェにこらのある勝山校舎とはぐっと近くなりました。
新校舎の特徴
6階建ての新校舎には、各フロア毎のテーマカラーがあります。白い吹き抜けのエントランスから広がる1階には、清潔な調理実習室が、知的でクールな青色の2階には100名以上収容できるプレゼンテーションルームや学生たちの憩いのスペースが、緑色がリラックスした気分にしてくれる3階には、図書室や職員室、明るく華やかな黄色の4階には製菓実習室、活力あふれる蜜柑色の5階には、連結可能な3つの講義室、そして情熱の赤をテーマにした6階にはカフェ実習室“スリール”やスタイリッシュなクッキングスタジオがあります。洗練されたガラス張りの実習室、講義室は適度な緊張感を学生たちに与え集中力をアップし、より機能的にデザインされた新校舎が、学びの力をサポートします。
完成した新校舎の写真
画像をクリックすると拡大表示されます。(注:360度ビューへのリンクもあります)
新校舎建築情報
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